スノーボーダーから行政書士へ

実は私、スノーボードでプロになりたくて学生時代はスノーボードの専門学校へ進学しました。

かなり頑張ったとは思うのですが、結局プロにはなれず、とにかく採用されたところに就職する、という感じで前職はレンタカー会社で働いていました。

あまり休みもとれませんし、残業時間も長いし、忙しい毎日で充実していたとは思うのですが、このまま年齢を重ねていってしまってもいいのかなと不安を持っていました。

そのような不安を抱えていましたが、自分には学歴がない、資格もない。

そんな自分でもお客様に喜んでもらえる仕事がしたい、と思うようになりました。
これからの人生のうちの長い時間を仕事に使っていくわけですし。

そこで見つけたのが行政書士という資格でした。

人の力になることができて感謝されるのではないかというのはもちろん、自分の知識になり自分のため、ということと、もともと法律にも興味があったということから行政書士に目が留まったんです。

前職を退職して背水の陣で試験勉強に打ち込み、平成31年に行政書士試験に合格して、すぐ就職先を探してみたものの、なかなか行政書士事務所で採用をしているところがなく、コントラストの採用情報も見つけたときには、すぐに応募したように覚えています。

とは言っても資格を持っているだけで未経験の業界ですし、30代半ばでの転職で不安はいっぱいでした。

しかも当時はまだコントラストの東京事務所は創業メンバー3名とパート1名という状態で私が初めての正社員募集でしたからさらに心配でしたし。

でも勤務してみると皆さんが親切で丁寧で、お客さんに対応する姿と裏表がなく、安心して仕事に打ち込んでいくことができました。

これだけの少人数ですから最初の給料が安いのは仕方がない、と思っていましたが成長に応じてきちんと昇給がしっかりあり、ちゃんと伸びていきますね。

事務所も売り上げや人数が増えるだけでなく評価制度を定めたり、良い組織になるようにチャレンジをし続けていますが、その制度を作る際にも意見を反映してもらうなど貴重な経験ができています。

まだまだ成長途上にあり、その成長に貢献できている実感もあるので非常にやりがいもあります。

さらには実際に働いてみて残業は少なく、有休もきちんと取れてリフレッシュできるので仕事にまた集中できるという好循環になっているように思います。

入社前にはいっぱいだった不安はすぐになくなり、基本的な知識を身に付けることができれば未経験とか、学歴などは全く関係ないんだなということが分かり、ますます楽しく働くことができています。

充実して日々過ごしていたら、あっという間に勤務してから5年以上も経ち、お客様にも事務所内でも信頼してもらって毎日様々なお客様の対応をさせてもらっています。

同じような申請に見えてもお客様によってパターンは違ってきますし、奥がとても深くて常に飽きずに新鮮な経験ができていると感じています。

実際に今はお客様に直接感謝の言葉をいただくことも多く、前職で不安の中で思い描いた「お客様に喜んでもらえる仕事がしたい」という目標が達成できました。
さらにもっと経験を積み、知識を増やしてお客様ごとにベストな提案ができるように努力していきたいと考えています。

2019年入社 東京事務所 下良 寧(しもら やすし)