専業主婦からパート、そして正社員へ

私の場合はちょうど下の子が小学校に入学したところで、出産、育児とようやく落ち着いてきたときに、そろそろ私も外で働いてみたいな、と考えていました。

以前は不動産業界で勤務経験がありましたが土日は勤務でしたし、家族が増えると土日は一緒に家族で過ごしたい、と思っていましたので不動産業界はちょっとつらいなと。

ただ不動産業界では契約書など重要書類を扱うことが多く、書類のチェック、作成は結構好きだったということ、将来何かのアピールになればということ、で行政書士の資格を専業主婦になったことをきっかけに取っていました。

ちょうどそのような状況でコントラストのパート求人を見つけたんです。

行政書士の事務所だったということもありますが、家から自転車で通勤できる場所でもあったので、パートとしてはとてもいいんじゃないかと思ってすぐ応募したことを覚えています。

採用されてとても嬉しかったんですが、心配や不安もいっぱいでした。
専業主婦として10年近く過ごしてきた後ですから、社会からも離れていたように感じていましたので。

・子どもより早く帰宅して欲しいと言われていたので、時間内に帰宅できるか?

・パソコンとかのツールを使いこなせるのか?

・行政書士資格は取っているものの、実務経験は全くなく何も知らないのに役に立てるのか?

というところなんかは特に不安でしたね。

でも実際に働いてみると、資料を作成したり、出来た書類を郵送したり、ポストに投函する、というようなコツコツと地味な作業が初めは多かったですが、「今日はここまでできた。一歩進んだ」ということを日々実感しやすいものだったと思います。

事務所内の雰囲気も良く、気安くいろいろと丁寧に教えてもらったりしたので、入社前に不安だったことは特に感じることなく、パートで短い時間であっても出勤している時間で頑張ればちゃんと評価されている、というのがよく分かりました。

私がそうやって生き生き仕事をしているのが伝わったのか、夫や子どもたちも私が仕事をするにあたってとても協力的で、出勤時間を長くしていくことができるようになり、毎日楽しく仕事をする中で、もっと力になれたらな、と思っていました。

そんなときに、正社員にならないか?とお誘いをいただいたんです。

それはもちろん嬉しかったんですが、私が正社員になることで、家族にかかる負担が増えることや、自分が家事と両立できるかが心配になりました。

でも家族は全面的に協力してくれましたし、職場でも勤務時間を週1日は時短にしてもらったり、パソコンを貸与してもらって、在宅ワークができる環境も整えてもらえました。

おかげで、今でも週1回の習い事の送迎も続けられて、子どもが病気をしたときなどでも在宅ワークをするという選択肢も増えました。
子育て中の主婦でも働きやすい環境を与えてもらってとても感謝しています。

正社員になったことで、業務の幅も増え、色々な案件を任せてもらえる機会も増えました。まだ

まだ知識が足りない部分はありますが、上司や仲間に気軽に相談でき、決して一人で全て抱え込むようなことはありません。

家族を大切にしながらも、お仕事に全力で注力する環境が整っていると私は思います。

お客様と直接連絡を取らせて頂く場面が増えて、「お客様のありがとう」を近く感じるようになり、一層、責任感を持って仕事に取り組もうと思うようになりました。

2022年入社 東京事務所 新宅理沙