鹿児島から大阪への転職

私は高校ではプログラマーになろうと思って進学したのですが、そこで学んだ簿記が楽しく、経済系の大学へ進学を考えるようになりました。

ただちょうどそのころロースクール制度や裁判員制度が始まったので法律にも興味が出てきて、結局進学したのが法学部。

こうやって振り返るとまるで一貫性はないのですが行政書士試験だけはずっとそのころから受け続けています。
(まだ合格できていませんが・・)

大学卒業後ロースクールには行かなかったので、地元の鹿児島県へ帰郷し知識を生かして法律系の事務所へ就職したい、ということで行政書士・社労士事務所へ勤務することができました。
当時30歳にして初めての就職だったのでよく採用してもらえたなと今となってはとても感謝しています。

その事務所では建設業と産廃の手続を行政書士業務としてはメインで扱っていましたので、最初はなじみがなくとっつきにくかったのですが、職員が私ともう一人の方と2名しかいない上に、行政書士業務は私が一人で担当することが多く、自分であれこれ調べながら進めていました。

ただこのとき頑張ったことで知識はつきましたし、許認可の仕事の進め方もしっかりと身につけることができたと思います。

あと、社労士も兼業の事務所だったので給与計算、入社・退職時の手続き、など数字や時期を正確に書類作成し、提出するということの大切さも学ばせていただいたと思います。

そうやって仕事にも慣れて充実して5年以上は働いていたのですが、その事務所の所長が引退されることになってしまい、事務所が閉鎖になってしまいました。

そんなときに世の中もコロナ禍に。

せっかく慣れ親しんだ行政書士業務がしたいなと思っていましたが、鹿児島では行政書士事務所は当然のこと、人材募集自体している会社も少なかったため、それなら大学生時代に住み慣れて、親しんだ大阪で探してみようと思って見つけたのがコントラストでした。

ちょうど私が経験していた建設業や産廃の手続きを専門としているとのことでもあったので私にとってはベストな事務所かなと思いました。

まだ鹿児島に住んでいましたが、コロナ禍でしたので今度はそれが幸いし、ZOOMで面接をしてもらうことができ、令和4年から大阪事務所に勤務することになりました。

コントラストで勤務してからはやはり同じような仕事をすることになったのですが、環境は大きく変わったと思います。

現在大阪事務所では総勢10名、うち正社員が5名います。

前職では行政書士業務で相談できる同僚がいなかったんですが、今は相談し合えるメンバーがいるので、楽しく仕事が進められます。

仕事量は多いですが、それでも無駄に残業をすることはなく終業時間後にダラダラと残っている人はいません。

有給休暇もカレンダーに入れるだけで済むので変に気を使わなくても大丈夫ですし、事務所内では音楽が流れ、コーヒーマシンやウォーターサーバーもあるので快適に仕事ができる環境が整えられていますね。

仕事に関しても会社ごとに担当させてもらい自分で考えてスケジュールを組みながら動くことができますし、前の事務所では昇給などあまり決まっていませんでしたが、今は能力が上がるごとに昇給する制度が整えられています。

鹿児島と大阪や近畿圏との違いにはようやく慣れてきましたが、コントラストでは新しい顧客がとにかく増えていくので、初回の相談からどうやったら許可が取れるのか、ずっと寄り添えるということも魅力ですね。

これからはもっと知識、経験を積み上げることでさらにお客様にも信頼を得ていくことはもちろんですが、大阪に出てきて膨れ上がった体重を落とすこと、行政書士試験に合格すること、を目標に頑張っていきます。

2022年入社 大阪事務所 髙木伸幸